SET上場企業中でNo.1のROA 75.06%(2017年)をたたき出す企業があります。

なぜこのような高ROAを出せるのか調べてみました。

日本の上場企業ROA一位は(株)オウケイウェイヴで、
42.24%(2018年8月時点)ですので、75%がいかに高いかがわかります。

■企業概要
社名:
BEAUTY COMMUNITY PUBLIC COMPANY LIMITED

URL:
https://www.beautycommunity.co.th/index.php/en/#

■事業内容:
化粧品、スキンケア商品の小売事業。
商品カテゴリーは4つ。
 1.メイクアップ
 2.スキンケア
 3.食品サプリメント
 4.アクセサリー

上記商品を次の4つのブランドで販売。
 1.Beauty Buffet
 2.Beauty Cottage and
 3.Beauty Market
 4.Made in Nature
 5.Beauty Plaza(ECサイト、上記4つのブランドを全て取り扱う)

■財務数値
総資産 2,335.49MB
売上高 3,713.40MB 
EBITDA 1,594.03MB
純利益 1,229.32MB
売上総利益率:  67.74%
EBIT: 37.77%
純利益率: 32.91%
総資産回転率: 1.97

■ROAが高い理由
ROA= 売上総利益率 × 純利益率
ですが、売上総利益率、純利益率ともに高い数値となっています。

・資生堂と比較
下記は、資生堂の数値(2017年度)
売上総利益率:  77%
EBITDA: 15.5%
純利益: 2.3%

売上総利益率の段階では、
BEAUTY 67.74%
資生堂 77%
と、資生堂がリード。

しかし、EBIT段階では、
BEAUTY  37.77%
資生堂  15.5%(EBIDA数値を使用)
とBEAUTYが資生堂を大きく引き離す。
この差は販管費のコストによってもたらされている。
BEAUTYはあまりマーケティングコストがかかっていないのか?

純利益では、
BEAUTY  32.91%
資生堂  2.3%
EBITからさらに差が広がっています。
これは、資生堂の特別損失の4.2%と
減価償却費の違いから生まれているといえます。
減価償却費が大きくことなるのは、
資生堂が製造まで行っているのに対して、
BEAUTYは販売のみである、という違いが大きそうです。